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親学講座&収穫祭 開催しました

おうぎの森保育園 地域子育て支援センター・つつじが丘幼稚園子育て支援センターでは、

【親学講座&秋の収穫祭】を昨日(10/22)開催しました!

講演会では、

埼玉県教育委員長・高橋史朗先生をお招きし、
親学講座

ディスカッション形式でグループに別れ、

実際に直面している子育ての悩みなどをグループ毎に発表しながら、進んでいきました。

親学講座

親学講座親学講座

「夜、なかなか寝てくれない」

「食事を食べない」
などなど、どの家庭でも有りうる具体的な内容の子育て課題が出てきました。

その課題に対し、高橋先生は非常にわかりやすく説明してくださいました。

まず親に対する一番目のメッセージとして、
「しっかり抱いて下に降ろして歩かせる」が子供への関わり方の基礎基本だという事です。
二番目は「脳には臨界期がある」ということ。

子供は一番信頼出来る大人に甘え、依存して、やがては反抗しながら自立していきます。
この甘えて依存するという段階が愛着で、「三つ子の魂、百までも」と言ってきたのです。
また「しっかり抱いて下に降ろして歩かせる」という意味は、
「しっかり抱く」という段階は「愛着」で、

「下に降ろす」は「分離」、

そして「歩かせる」は「自立」でこれが子供の発達過程なのです。
しかし家庭で抱きしめられる事がないのに、学校で思いやりを持ちましょう、
人権を尊重しましょうと言われても、右の耳から左の耳へと抜けるだけなのです。

今、日本の子供達は、十分に親に甘える事が出来ないし依存出来ない、それから反抗出来なくなっている子供が増えています。
それは昔から比べると、母性的な関わり、父性的な関わりを持つ事の出来るお父さんやお母さんが少なくなってきていることが影響しています。

また脳の臨界期とは、三歳までに脳細胞は六割程度が完成してしまうということで、
「三つ子の魂、百までも」という諺が、最先端の科学によって再発見されたのです。

日本人が古くから言ってきた知恵というのは、実は脳科学の問題提起と繋がっているのです。

その意味で

日本の伝統、子育ての知恵というものを、創造的に再発見する事も大きな課題なのではないか、というメッセージが込められているように感じました。

講演会終了後、天高く・・・・秋晴れの中、 【秋の味覚★収穫祭】を開催しました。

焼き芋 と けんちん汁 を お外で作りました。

サツマイモは、おととい おうぎの森保育園・つつじが丘幼稚園の園児が収穫したものです。

黄金色でアツアツホクホクのおいしい焼き芋になりました。
親学講座親学講座

お外で、大勢で頂く食事は、とってもおいしいものです!

「普段はぜんぜん食べてくれないのに・・・おかわりしてくれました!」

「野菜を喜んで食べてくれます!」

など、うれしいお言葉を頂きました。

親学講座親学講座

親学講座

120食ご用意させて頂いた食事も、あっという間に無くなりました!

ご参加頂いた皆さまに喜んでいただき、とてもうれしく、ありがたく思います。

これからも、地域の皆さまに喜んでいただける講座を開講していきたいと思います。

そして、地域全体で子育て力を向上し、

子どもたちがすくすくと育つ地域へ!

安全・安心な子育てしやすい地域へ!

未来のために、皆さまと共に歩んでいきたいと思います!!!

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